国力 2021 2 11 National Foundation Day

 新聞では、「デジタル庁」の記事がありました。
私も、2003年から、このサイトで、
デジタル化の旗振りをしてきましたので、
このようなテーマには関心があります。
 ただし、心配なことがあります。
もし、デジタル庁の仕事が、中央官庁のデジタル化だったとしたら、
それは、方向性が間違っていると言わざるを得ないのです。
 はたして、中央官庁をデジタル化したところで、
日本の国力が増えるのでしょうか。
あるいは、日本のGDPが増えるのでしょうか。
 国民の関心は、中央官庁のデジタル化にはないでしょう。
「そういうことは、余裕がある時でも、やってくれ」という感じでしょう。
多くの国民は、自分たちが食べていく手段や方法を求めています。
 私は、最近、若者が集まるSNSを見ています。
やはり、就職はしたけれど、2年程度でやめてしまう若者が多いです。
 昭和の時代だったら、自分に合っていない会社に入ってしまっても、
意地でも定年まで勤めるというのが多かったですが、
今の若者は、自分に合っていないと思ったら、
たとえ有名企業でもやめてしまう人たちが少なからずいます。
 会社をやめて、どうするのか。
「今度は、プログラミングをやってみる」と言うのです。
 私は、驚きました。
「退職→プログラミング」は、論理的に飛躍しています。
 昭和の時代だったら、プログラミングを仕事にするのは、
理科系の人というイメージでした。
 あるいは、ソフトウェア会社に就職して、
社内研修でプログラミングをマスターするということだったのです。
 しかし、今は、文科系出身なのに、
さらにコンピューターに関係ない会社を退職したにもかかわらず、
「今度は、プログラミングを仕事にしたい」と言うのです。
 昭和生まれの私は、大変、驚きました。
これでは、全くゼロからのスタートであり、独学になってしまうからです。
はたして、プログラミングを独学できるのか。
 今の若者が、このような短絡的な発想になってしまうのは、
子供の頃から、スマートフォンを使ってきたから、
プログラミングを難しいものだと思っていないからでしょう。
 しかしながら、プログラミングを独学するのは難しい。
いったい、どうするのかと思っていたら、
そういう境遇にある若者同士が助け合って、
あるいは、成功した若者が助ける形で、
SNSが、昭和風に言えば、「互助会」になっていました。
 確かに、プログラミングを習得するのに、
本屋で本を買ってきて勉強するだけでは難しいのです。
これでは、水泳を本で勉強するようなものです。
 やはり、実際にプログラムを書いて動かしてみる必要があります。
それには、統合開発環境を用意する必要があります。
 しかし、個人で用意するのは手間がかかります。
さりとて、プログラミングスクールは専門学校なので、お金がかかります。
 さて、若者は、どうするのか。
今は、「Progate」というサイトがあり、そこで、若者が勉強しています。
このサイトは、初心者でも挫折しないような仕組みになっています。
さらに、今、人気のプログラミング言語が揃えてあります。
今や、「Progate」卒業生が活躍しています。
 私も、若者を助けたいと思いましたが、
いかんせん、昭和の時代に花形だった「C言語」は、
今の若者には、あまり人気がないようです。
 もし、「C言語」を学びたい若者がいたら助けたい。
若者から見れば、「C言語」は古いと思うでしょうが、
「IoT」や「車の自動運転」には、必要な言語だと思います。
「時は金なり」
 若い時の時間は、金貨です。
1日は、24枚の金貨です。
#include <stdio.h>
int main()
{
printf("%d\n",60*24*365);
return 0;
}



































































































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